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9月10日からの自殺予防週間。保険金が頭をよぎった僕は8年生きています。

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コタローです。

先週の9月10日から16日は、「自殺予防週間」でした。

毎年この時期に、厚生労働省が電話やSNSの相談窓口を広げて、集中的に呼びかけをしています。

今年の数字も出ていて、2025年の自殺者数は1万9188人でした。

統計を取り始めてから、初めて2万人を下回ったそうです。

全体で見れば、減っています。

ただ、その中で「生活苦」「多重債務」「事業不振」といった、お金が理由の部分は増える傾向にあると言われています。

全体は減っているのに、お金のところだけ増えている。

この記事を読んでいる人には、たぶん他人事じゃない話です。

僕にも、頭をよぎった夜があります

2018年の頭のことです。

当時の僕は、12社から約4000万円を借りていました。

毎月の返済は100万円を超えていて、年商は2000万円ほど。

数字を並べただけで、もう答えが出ていますよね。

保険を解約して、貯金を崩して、給付金も子ども手当も返済に回して、それでも足りませんでした。

数ヶ月先に資金がショートすることが、はっきり見えていました。

それで弁護士に相談したら、「自己破産しかない」と言われました。

費用は100万円以上、分割でもいい、と。

僕は固まりました。

破産するにも、お金がいるのか。

じゃあ僕は、破産すらできないじゃないかと。

そのときです。

保険金という言葉が、頭をよぎりました。

正直に書きます。よぎったんです。

自分がいなくなれば、この数字が消えるんじゃないか、と。

電卓を叩くみたいな感覚で、そんなことを考えた瞬間が、確かにありました。

あのとき、僕は2つ間違えていました

いま振り返ると、僕は大きく2つ間違えていたと思います。

ひとつは、借金の額と、自分の価値を同じ天秤に乗せていたことです。

4000万円という数字があまりに大きすぎて、自分の人生のほうが軽く見えてしまった。

でも、お金と命は単位が違います。

そもそも比べられないものを、当時の僕は無理やり同じ皿に乗せていました。

もうひとつは、「返せない=終わり」だと思い込んでいたことです。

これ、本当に思い込みでした。

借金が返せないのは契約違反にはなれど、犯罪ではありません。

返せない人を刑務所に入れる制度は、この国にはないんですよね。

無いものは、返せないのです。

当たり前の話なんですけど、追い詰められている最中は、この一行がまったく見えません。

正直言って、僕は情弱でした。

8年経った、いまの話

崖っぷちにいた僕は、知り合いの社長の紹介であるコンサルタントと面談しました。

開口一番、「今すぐ、返すのをやめてください」と言われました。

その場で、腹を決めました。

2018年の春、僕はすべての返済を止めています。

以来、1円も返していません。

任意整理も、自己破産もしていません。

きれいごとを言うつもりはないので、しんどかったことも書いておきます。

督促は来ました。

自宅は差押えから競売まで行って、買い戻すところまで経験しました。

それでも、家族は生きています。

僕も、普通に働いて、普通にごはんを食べています。

8年目のいまは、時効の援用を始めているところです。

時効は最短でも5年で、しかも自動では消えないと言われています。

援用して初めて効くものなので、そこは僕も慎重にやっています。

同じ場所にいる人へ

言いたいことは、ひとつだけです。

借金は、命と引き換えにする種類のものじゃありません。

貸したお金が返ってこなくて困る人はいますが、あなたがいなくなって喜ぶ債権者はいません。

それに、あなたがいなくなって困る人のほうが、たぶんずっと多いです。

いま夜が長く感じているなら、厚生労働省の「まもろうよ こころ」というサイトを開いてみてください。

電話とSNS、どちらの相談窓口もまとまっています。

お金そのものの話なら、消費者ホットラインの「188」に電話すれば、近くの窓口を案内してもらえます。

「相談したら怒られるんじゃないか」と思って動けない気持ちは、僕もよく分かります。

僕だって、答えを聞くのが怖くて、何ヶ月も電話をかけられませんでした。

でも、怒られませんでしたよ。

最後に、これだけ。

返済が止まっている状態は、その渦中にいると本当に地獄みたいに感じます。

ですが僕は、その地獄みたいな状態で8年やってきました。

そして、意外と生きていけています。

今日を越えれば、明日があります。

どうか、借金なんかに負けないでください。

質問や相談があれば、お問い合わせフォームからどうぞ。

それでは、また。

コタロー

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この記事を書いた人

4000万円の借金を滞納しつつ生きてる中年リーマンです。任意整理や自己破産してません。住宅ローン払えなくなり家が差し押さえられましたが、今も変わらず住んでます。車も乗ってる、クレカも持ってる、生命保険もかけてる、会社で働いて給料ももらってる。他の人とは違う方法で借金解決を目指してます。

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