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熱中症の死者の大半は屋内です。電気代をケチった夏を僕は後悔しています。

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コタローです。

毎日、暑いですね。

今年も7月の終わりから8月の頭が暑さのピークだと言われていて、実際に外へ出ると本当にしんどいです。

その流れで、ちょっと考え込んでしまったデータを見ました。

東京都監察医務院がまとめている、東京23区の熱中症で亡くなった人の数です。

2024年(令和6年)の夏は、306人。

そのうち291人が、屋外ではなく屋内で亡くなっています。

さらに屋内で亡くなった291人のうち、エアコンを使っていなかった人が185人。

そもそもエアコンが設置されていなかった人が、64人。

合わせると、8割を超えます。

外で倒れたんじゃないんです。

家の中で、エアコンを使わないまま亡くなっている。

このデータを見て、僕はどうしても他人事だと思えませんでした。

僕は、電気を削っていました

僕の借金は、事業で作ったものです。

建築の仕事を個人事業でやっていて、銀行から借りた事業資金が始まりでした。

業績が落ちて、穴を埋めるためにまた借りて、最終的に12社で約4000万円。

毎月の返済が100万円を超えていました。

年商が2000万円ちょっとの個人事業で、ですよ。

どう計算しても、返せません。

それでも当時の僕は、返そうとしていました。

だから、削れるものを片っ端から削りました。

保険を解約しました。

貯金を崩しました。

給付金も子ども手当も、全部返済に回しました。

そして、光熱費です。

家族が使う分を止めるわけにはいかないので、自分ひとりでいる時間だけ、エアコンを消していました。

汗だくで扇風機の前に座って、請求書の封筒を眺めていた夏があります。

いま思えば、あれは相当まずかったと思います。

いちばん削ってはいけないところを削っていた

冷静に考えれば、すぐ分かる話なんですよね。

エアコンの電気代は、機種や使い方でずいぶん変わりますが、ひと夏フル稼働させても月に数千円という試算をよく見ます。

僕が抱えていたのは、4000万円です。

毎月の返済は100万円超。

そこに対して、数千円。

1%にもなりません。

数字で見れば、完全に誤差です。

じゃあ、なんで消していたのか。

いま振り返ると、答えは「そこしか自分でどうにかできる場所がなかったから」です。

借金の総額は、もう僕には動かせませんでした。

売上も、すぐには上がりませんでした。

督促の電話も、こっちの都合では止まってくれません。

そのなかで唯一、自分の指一本で動かせるものが、エアコンのスイッチだったんです。

だから消していました。

意味があるからじゃありません。

何かをやっている感じが、欲しかったからです。

追い詰められると、人はこうなります。

効く節約と、効かない節約の区別がつかなくなる。

というより、区別する気力がもう残っていないんです。

倒れたら、そこで全部終わりです

きついことを言いますけど、書いておきます。

借金は、生きてさえいれば、なんとかなります。

僕は4000万円を8年滞納していて、いまも普通にごはんを食べています。

任意整理も自己破産もしていません。

8年目のいま、時効の援用を始めたところです。

時効は最短でも5年かかりますし、放っておいて勝手に消えてくれるものでもありません。

援用して、はじめて効いてくるものだと言われています。

つまり、時間はかかります。

かかりますけど、生きてさえいれば、その時間は勝手に過ぎていってくれるんです。

でも、暑い部屋で倒れてしまったら、そこで終わりです。

家族に残るのは、返せなかった借金と、あなたがいない生活だけになります。

どっちがマシかなんて、比べるまでもないですよね。

今年は、少しだけ追い風があります

ひとつ、落ち着ける話をします。

いま、電気・ガス料金への国の支援が動いていて、8月使用分は電気が1kWhあたり4.5円、都市ガスが1立方メートルあたり18円の値引きになると案内されています。

今年の夏のエアコン代は、いくらか国が肩代わりしてくれている状態です。

これは、我慢するために用意された制度ではありません。

使うために用意された制度です。

だから、つけてください。

もし電気代そのものが払えないところまで来ているなら、それはもう節約でどうにかする段階ではないと思います。

止められる前に、電力会社に電話して支払いの相談をしてください。

自治体にも、そういう相談を受けてくれる窓口があります。

恥ずかしい電話じゃないです。

僕なんて、いろんなところに頭を下げてきました。

同じところにいる人へ

返済のために生活を削っている人は、いまも削る場所を探していると思います。

その気持ちは、本当によく分かります。

でも、体温だけは削らないでください。

数千円をケチって倒れてしまったら、借金は消えませんし、あなたも戻ってきません。

無いものは、返せません。

そして、返せないことは契約違反ではあっても、犯罪ではありません。

だったら、まずは涼しい部屋で生き延びることを優先していいと思います。

質問や相談があれば、お問い合わせフォームからどうぞ。

それでは、また。

コタロー

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この記事を書いた人

4000万円の借金を滞納しつつ生きてる中年リーマンです。任意整理や自己破産してません。住宅ローン払えなくなり家が差し押さえられましたが、今も変わらず住んでます。車も乗ってる、クレカも持ってる、生命保険もかけてる、会社で働いて給料ももらってる。他の人とは違う方法で借金解決を目指してます。

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