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生活保護の追加給付が始まっています。黙っていたら1円も届きません。

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コタローです。

生活保護費の「追加給付」というものが、この8月から始まっています。

2013年から国がやった生活保護費の引き下げについて、最高裁が去年の6月に「あのやり方は違法だった」と判断しました。

それを受けて、当時減らされた分を国が払い直すことになったんです。

厚生労働省が出した例だと、2013年8月から2024年3月までずっと受給していた単身の人で約10万5000円。

30代夫婦と4歳のお子さんの3人世帯で約20万4000円だそうです。

ここまでなら、まあ良かったですね、という話で終わります。

僕が引っかかったのは、その先です。

国が間違いを認めても、お金は自動では動きません

いま生活保護を受けている世帯には、自治体のほうから追加分が支払われます。

手続きはいりません。

問題は、当時は受けていたけれど、いまはもう受けていない人です。

この人たちは、当時お世話になった自治体に自分から申し出ないといけません。

受付は2026年8月1日から、2027年7月31日までの1年間とのこと。

つまり、黙っていたら1円も届かないということです。

ここ、けっこう残酷だと思いませんか。

間違えたのは国のほうです。

それを最高裁が認めました。

それでも、返ってくるのは手を挙げた人の分だけなんですよね。

しかも、いま受けていない人というのは、生活保護から抜けた人です。

引っ越した人もいるでしょうし、あの頃のことをもう思い出したくない人だっているはずです。

いちばん情報が届きにくい人に、いちばん行動を求める形になっています。

督促は勝手に来るのに、いい話は誰も教えてくれない

僕は生活保護を受けたことはありません。

だから、当事者としてあれこれ語る資格はないと思っています。

それでもこのニュースが刺さったのは、この構造にさんざん殴られてきたからです。

借金を滞納して8年になりますが、僕の家のポストに入ってくるものには、はっきりした偏りがあります。

督促状。

催告書。

裁判所からの通知。

こっちに不利な話は、頼まなくても向こうから飛んできます。

それも、期限つきで、赤い字で、返事をしないと困ることになりますよと書いて送ってきます。

でも、こっちに有利な話が向こうから届いたことは、8年で一度もありません。

そういうものなんだと、いまはもう思っています。

相手だって商売でやっているわけですから、わざわざこちらの味方をする理由がない。

怒っても仕方がないんです。

ただ、そのルールを知らないまま生きていた頃の僕は、けっこう損をしました。

僕が8年目に、自分から動いた話

正直言って、僕は情弱でした。

返済が回らなくなった当時、僕は「そのうち誰かが道を示してくれる」と、どこかで思っていた気がします。

銀行に相談すれば銀行が、弁護士に聞けば弁護士が、いちばんいい方法を出してくれるだろうと。

実際に弁護士から返ってきたのは「自己破産しかないですね」でした。

しかも費用が100万円以上かかると言われて、その100万円が出せなくて、破産すらできないという状態になったわけです。

あのとき知ったのは、待っていても選択肢は増えないということでした。

そして8年目のいま、僕は時効の援用というものを始めています。

これも同じ話なんですよ。

借金の時効は最短で5年と言われていますが、5年経ったからといって借金が勝手に消えることはありません。

こちらが「時効を使います」と言って、初めて意味を持つものだそうです。

債権者のほうから「もう5年経ちましたよ」と親切に教えてくれることは、当然ありません。

むしろ黙っている間に、向こうは向こうで手を打ってきます。

やり方はここには書きませんし、僕は専門家でもありません。

ここで言いたいのは手順ではなくて、この国のいろんな仕組みが「言った人にだけ効く」形になっているということです。

生活保護の追加給付も、時効も、そこは同じでした。

黙っている時間は、無料じゃありません

今回の追加給付、心当たりのある人はけっこういるはずです。

2013年から2026年3月までの間に生活保護を受けていて、いまは受けていない人。

自分が対象かどうかは、当時の自治体の窓口が教えてくれます。

厚生労働省が相談センターの電話番号も出していますから、まずはそこで聞けば十分だと思います。

10万円です。

いま返済が苦しい人にとって、10万円は小さい額じゃないですよね。

僕の8年をふり返って、いちばん高くついたのは黙っていた時間でした。

家族にも言えず、誰にも聞けず、保険を解約して、貯金を崩して、それでも足りなくてまた借りていたあの時期です。

黙っていれば、とりあえず今日は何も起きません。

だから黙るほうがラクなんです。

でも、その間に減っていたのは借金ではなくて、僕の体力と、残っていたはずの選択肢のほうでした。

問い合わせるのは、タダです。

断られても失うものはありません。

今回のニュースでいちばん落ち着ける事実は、金額でも判決でもなくて、受付期間が1年あるということだと僕は思っています。

今日すぐ走らなくていい。

ただ、忘れないでいてください。

借金なんかに、負けないでください。

質問や相談があれば、お問い合わせフォームからどうぞ。

それでは、また。

コタロー

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この記事を書いた人

4000万円の借金を滞納しつつ生きてる中年リーマンです。任意整理や自己破産してません。住宅ローン払えなくなり家が差し押さえられましたが、今も変わらず住んでます。車も乗ってる、クレカも持ってる、生命保険もかけてる、会社で働いて給料ももらってる。他の人とは違う方法で借金解決を目指してます。

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