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4世帯に1世帯が夏に赤字。僕は「今月だけ」を何年も続けました。

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コタローです。

夏のお金の話で、ひとつ手が止まったニュースがありました。

FPパートナーという会社が7月に、全国の会社員・会社役員1,548人に聞いた調査です。

今年の夏(7〜8月)の出費が「増えた・増えそう」と答えた人が、49.7%。

ほぼ2人に1人ですね。

しかも増えたと答えた人の2か月分の平均が18.0万円。月にならすと、約9万円の増加だそうです。

そして4世帯に1世帯(27.8%)が「赤字になる(なりそう)」と答えています。

増えた費目は、食費が71.6%、電気代が52.3%、旅行・レジャー費が33.5%。

原因のトップは物価上昇で64.5%でした。

この数字を見て、僕が思い出したのは昔の8月です。

僕も「夏だけ」だと思っていました

僕は建築の下請けの仕事を、個人事業でやっていました。

はじまりは事業の融資です。銀行と信用金庫。

それが業績の悪化で回らなくなって、来月の支払いを落とさないための金策に変わっていきました。

返済が事業からあふれて、家計のほうまで食い始めたころです。

夏は、とくにきつかったですね。

エアコンをつければ電気代が跳ねる。

子どもは学校に行っていないぶん、家でごはんを食べる。

で、僕は妻にこう言ったんです。

「今月だけ、ちょっと足りないわ」

生活費をカードで払いました。

足りないぶんは、キャッシングで引きました。

夏が終われば戻る、と本気で思っていたんですよね。

戻らなかったのは、9月も同じだったからです

戻りませんでした。

理由はいたって単純で、9月には「夏に使った分の請求」が来るからです。

カードの引き落としって、1か月も2か月も遅れてやってきますよね。

つまり夏の赤字は、夏には来ないんです。

秋に来る。

そして僕は、その秋の赤字をまた埋めました。

同じやり方で。

気がついたら「今月だけ」を、何年も続けていました。

いま振り返ると、僕が間違えたのは金額じゃないんですよ。

期間の見積もりを間違えたんです。

一時的なへこみだと思っている間、僕は自分がやっていることを「やりくり」だと思っていました。

借入の残高を数えようとも思わない。

数えるのは、今月足りない金額だけ。

そこから最終的に12社・約4000万円になるまで、そんなに長くはかからなかったです。

赤字は、あなたの性格の問題じゃないです

今回の調査で、僕がいちばんありがたいと思ったのは27.8%という数字でした。

4世帯に1世帯が赤字。

原因のトップは物価上昇で、64.5%。

これ、家計簿のつけ方がヘタだからでも、我慢が足りないからでもないですよね。

なぜこれをありがたいと思うかというと、あのころの僕は、赤字が出るたびに自分を責めていたからです。

情けない。だらしない。経営者失格。

で、自分を責めている人間は、人に言えないんですよ。

恥ずかしいですから。

言えないから、ひとりで埋める。

ひとりで埋める手段は、だいたい借入になります。

僕が滑り落ちた道は、これでした。

だから「うちだけじゃない」という数字には、意味があると思っています。

金額より先に、期間を書いてみてください

えらそうなことは言えません。何しろ僕は、埋めるほうを選んで詰んだ人間ですから。

ただ、ひとつだけ書かせてください。

今月の赤字がいくらか、より先に、その赤字が何か月続きそうかを書いてみてほしいんです。

夏の旅行代みたいに、9月で終わるものなのか。

食費や電気代みたいに、来年も同じ顔でやってくるものなのか。

終わるものなら、一時的にしのぐのも僕はアリだと思います。

でも、来年も続くものを一時しのぎで埋めると、来年は今年より借入が増えた状態で同じ夏を迎えることになります。

僕がそうでした。

紙に書くのは1分で終わります。お金もかかりません。

たったこれだけのことを、当時の僕は8年かけて学びました。

埋められなかったとしても、終わりではありません

それから、これはもう少し先の話をしておきます。

仮に埋められなくても、人生は終わらないです。

僕は約4000万円を8年、1円も返していません。

自宅を差し押さえられて競売にかけられた年もありましたが、そのあとも夏は毎年ちゃんと来て、家族そろって越えてきました。

それと、時効の援用も始めています。

時効には最短で5年かかると言われますが、過ぎれば自然に終わるものでもないそうです。

援用という一手を打って、やっと効き始めるものと聞いています。

「そのうち終わる」と待つのではなく、終わらせ方を自分で選んでいる最中です。

今年の夏、家計が赤字になったあなたへ。

赤字が出たこと自体は、たぶん4世帯に1世帯の側の話です。

分かれ道はそのあと、埋め方のところにあります。

どうか、ひとりで抱えないでください。

質問や相談があれば、お問い合わせフォームからどうぞ。

それでは、また。

コタロー

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この記事を書いた人

4000万円の借金を滞納しつつ生きてる中年リーマンです。任意整理や自己破産してません。住宅ローン払えなくなり家が差し押さえられましたが、今も変わらず住んでます。車も乗ってる、クレカも持ってる、生命保険もかけてる、会社で働いて給料ももらってる。他の人とは違う方法で借金解決を目指してます。

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