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借金の相談先の1位は家族と友人。僕はその家族にも言えませんでした。

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コタローです。

金融庁が、貸金業を使っている人にアンケートをした調査結果を公表していました。

全国5,000人が対象の、けっこう大がかりな調査です。

その中に、僕が思わず二度見した数字がありました。

借金の悩み、みんな誰に相談しているのか

「家計や借入れに関しての悩みの相談先」という質問への答えが、これです。

  • 家族・親類・友人 19.1%
  • 銀行や消費者金融などの金融機関 4.9%
  • 法テラスや国民生活センターの相談窓口 2.7%
  • 弁護士会や司法書士会の相談窓口 2.1%
  • 財務局や自治体の相談窓口 1.3%

そして「悩みはあったが誰にも相談しなかった」が7.6%。

いちばん多い相談先が、家族と友人なんですよね。

専門の窓口にたどり着いている人は、どれも数%しかいません。

この調査では「悩みはなかった」と答えた人が69.4%なので、悩みを抱えている人はざっくり3割。

その3割のうちの7.6%が誰にも言っていないということは、悩んでいる人の4人に1人は、ひとりで抱えたままという計算になります。

もうひとつ、気になった数字があります。

借りたことがある人のうち、返済が1件でも滞っている人は15.2%。

前の年は11.5%だったので、返せなくなっている人は増えています。

僕は、その「家族」にも言えませんでした

正直に書きます。

僕は借金が膨らんでいく途中、家族にも言えませんでした。

事業のために借りた融資が、業績の悪化で返せなくなって、その支払いを守るためにカードローンや消費者金融に手を出して。

気づいたら12社・約4000万円です。

毎月の返済が100万円を超えていました。

その状態を、妻にも親にも言えていない時期が確かにあったんです。

言えなかった理由は、たぶんカッコつけです。

「経営者なんだから、自分でなんとかしないと」と思っていました。

あと、単純に怖かった。

口に出したら、その瞬間に本当のことになってしまう気がしていました。

だから僕は、この7.6%の中にいた人間です。

窓口があるのは知っていた。でも、行けなかった

同じ調査に、こんな数字もありました。

多重債務の相談窓口などのセーフティネット制度について、「詳しく知っていた」か「聞いたことはある」と答えた人は、いちばん認知度の高い法テラス・国民生活センターでも34.7%。

3人に2人は、存在すら知らないわけです。

ただ、僕の場合は「知らなかった」ではありませんでした。

窓口があることは、なんとなく知っていたんです。

それでも行けなかった。

理由ははっきりしていて、借金の相談に行ったら「自己破産しなさい」と言われて終わりだと思い込んでいたからです。

破産という言葉が頭にちらつくだけで、足が止まりました。

実際に相談して、絶望したこともあります

2018年の頭に、僕はついに弁護士のところへ行きました。

数ヶ月先に資金がショートすることが確定して、もう他に手がなかったからです。

そこで言われたのが、これでした。

「自己破産しかありません」

「費用は100万円以上かかります。分割もできますよ」

僕は固まりました。

返すお金がないから相談に来ているのに、破産するのにも100万円いるのか、と。

破産すら、できない。

あのときが、いちばん暗かったです。

だから「相談すれば解決する」なんて、僕は軽々しく言えません。

相談したのに、余計に詰んだ気持ちになることは、普通にあります。

それでも、話す相手を探すのはやめないでほしい

僕の場合、そこから流れが変わったのは、知り合いの社長の紹介でした。

あるコンサルタントの人とリモートで面談して、開口一番こう言われたんです。

「今すぐ、返すのをやめてください」

マジか、と思いました。

でも、その場でこの人にお願いしようと決めました。

それから8年、僕は1円も返していません。

自己破産も任意整理もしていませんし、家族も生活も残っています。

あのとき弁護士のところで「もう終わりだ」と思って何もしなかったら、いまの僕はいないはずです。

何が言いたいかというと、1回の相談がハズレでも、それが答えじゃないということです。

窓口はひとつじゃありません。

合わなかったら、次を探していい。

ひとりで抱えている人は、あなただけじゃない

今回の調査で僕がいちばん救われたのは、数字の中に自分と同じ人がちゃんといたことでした。

誰にも言えずに、返済日だけが近づいてくる。

スマホの着信を見るのが怖い。

あれは、自分だけが弱いから起きていることじゃないんですよね。

統計に出るくらい、みんな黙っています。

だから、まずは「言えていない」自分を責めないでください。

そのうえで、誰か1人でいいので、言える相手を探してみてほしいんです。

家族でも、友人でも、窓口でも、なんなら僕でもいいです。

借金が返せないのは、契約違反ではあっても犯罪ではありません。

生きていれば、だいたいなんとかなります。

質問や相談があれば、お問い合わせフォームからどうぞ。

それでは、また。

コタロー

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この記事を書いた人

4000万円の借金を滞納しつつ生きてる中年リーマンです。任意整理や自己破産してません。住宅ローン払えなくなり家が差し押さえられましたが、今も変わらず住んでます。車も乗ってる、クレカも持ってる、生命保険もかけてる、会社で働いて給料ももらってる。他の人とは違う方法で借金解決を目指してます。

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