コタローです。
住宅ローンの金利が、また上がっているそうです。
長期固定のフラット35は、この7月で3.14%。
2年半ほど前は1%台だったのが、いまは3%台が当たり前になりつつあります。
日銀の利上げで、変動金利もじわじわ上がり始めていると報じられています。
金利の上昇で、年収700万円の人でも借りられる額が1000万円以上減る、という試算も出ていました。
これから家を買う人には「借りられる額が減る」話ですが、すでに借りている人には「返済額が増えるかもしれない」話です。
僕がこのニュースで真っ先に思い出したのは、自分の住宅ローンのことでした。
僕の4000万円には、住宅ローンが入っています
僕の借金は、12社・約4000万円。
その中でいちばん大きいのが、A銀行の2500万円です。
そしてそのうち1500万円が、住宅ローンでした。
「事業の借金でしょ」と思われがちなんですが、僕の場合、家のローンも一緒に沈みました。
事業の業績が悪くなって、支払いを守るために金策を重ねて、気づいたら住宅ローンにまで手が回らなくなっていた。
そして2018年の春、僕はすべての返済を止めました。
住宅ローンも、です。
家は、差し押さえられました
返済を止めてしばらくして、自宅と土地は差し押さえられました。
その後、競売にもかけられました。
正直、覚悟しました。
家族に「この家を出ることになるかもしれない」と話した日のことは、いまでも忘れられません。
でも、結論から言うと。
僕はいまも、同じ家に住んでいます。
親族が協力してくれて、競売で買い戻すことができたからです。
だからいまの家の名義は、僕ではありません。
このあたりの詳しい経緯は、いずれ連載「僕の話」で書くつもりです。
誰にでも同じことができる、とは言いません。
運と、まわりの助けがあってのことです。
ただ、体験した者として、これだけは言えます。
「ローンが払えない=すぐ家を追い出される」ではありませんでした。
僕の場合、滞納が始まってから実際に競売になるまで、年単位の時間がありました。
その間、家族は同じ家で、普通にごはんを食べていました。
あのときの僕と、構図が似ている
今回の金利上昇、いちばん効いてくるのは「ギリギリで返している人」だと思っています。
変動金利で借りている人は、見直しのたびに返済額が上がるかもしれない。
収入は変わらないのに、食費も光熱費も上がって、そこにローンの負担まで乗ってくる。
これ、僕が沈んでいったときと構図が似ているんです。
収入が減ったわけじゃない。
豪遊したわけでも、ギャンブルにつぎ込んだわけでもない。
出ていくお金だけが増え続けて、それでも支払いを守ろうとして、気づいたら金策に走っていました。
真面目な人ほど、この順番でハマります。
「なんとか払わなきゃ」が強い人ほど、無理な借入で穴を埋めてしまうからです。
住宅ローンだけは死守しようとして、生活費をカードローンで埋める。
その入口が、いちばん危ないと僕は思っています。
僕はまさにそれで、雪だるまを転がしました。
ローンが苦しくなり始めているあなたへ
もしいま、住宅ローンの返済が苦しくなり始めているなら。
まず、「自分の管理が甘いせいだ」と自分だけを責めないでほしいんです。
金利も物価も、あなたのせいじゃありません。
そして、これは僕の体験からの実感ですが。
万一払えなくなったとしても、その日に家を失うわけではありません。
僕は住宅ローンを止めて、差し押さえも競売も経験して、それでもいま、家族と同じ家でごはんを食べています。
最悪を想像して眠れなくなる前に、「実際はどうだったか」を知ってほしくて、僕はこのブログを書いています。
どうか、追い詰められすぎないでください。
質問や相談があれば、お問い合わせフォームからどうぞ。
それでは、また。
コタロー
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