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住宅ローンの金利が10月に上がった。僕を潰したのは金利ではありませんでした。

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コタローです。

この10月、大手銀行の住宅ローンの変動金利が上がりました。

もとをたどると、日銀が今年6月に政策金利を0.75%から1.00%に引き上げたのが理由です。

政策金利が1%になるのは31年ぶりだそうで、そこはもう、僕が社会に出るより前の話ですよね。

大手5行のうち3行が、10月から変動金利を引き上げたと報じられています。

基準になる金利の上げ幅は0.25%くらいが目安と言われていて、9月のうちに先に動いた銀行もあったようです。

試算だと、4000万円を35年で借りている人で、月の返済が3000円台から4000円台くらい増える計算になるとのことでした。

このニュース、僕はけっこう長い時間見ていました。

僕の住宅ローンは、金利が上がる前に止まりました

僕は建築系の個人事業をやっていて、最後は12社・約4000万円の借金を抱えました。

そのうちA銀行が2500万円で、中身は住宅ローンが1500万円、あとは保証協会付きとプロパーの事業資金です。

保証協会のほうには、妻が連帯保証人で入っていました。

だから僕にとって「住宅ローンの金利が上がる」というのは、他人事のニュースじゃないんですよ。

当時の僕がこの見出しを見たら、たぶん一瞬で計算していました。

月に3000円。

世の中的には「その程度」と言われる金額だと思います。

でも毎月の返済が100万円を超えていて、年商が2000万円くらいだった頃の僕の家計に、3000円の余白はありませんでした。

保険を解約して、貯金を崩して、給付金も子ども手当も返済に回して、それでも足りていなかったんです。

あの状態のときの3000円は、金額じゃなくて「最後のひと押し」なんですよね。

僕を潰したのは、金利ではありませんでした

ただ、8年たったいまだから言えることがあります。

僕を潰したのは、住宅ローンの金利じゃありません。

潰したのは、その3000円を埋めるためにやったことのほうです。

足りない月に、僕はキャッシングを使いました。

カードローンを引いて、リボにして、消費者金融にも行きました。

遊びに使ったわけじゃありません。

全部、その月の支払いを落とすためのお金です。

結果、カード・信販・消費者金融が9社で約800万円になりました。

ここが、いま思うといちばんヤバかったところです。

銀行のほうが0.25%上がった穴を、年15%や18%のお金で埋めていたんですから。

0.25%を怖がって、その何十倍の金利に飛び込む。

冷静に見たら意味不明ですが、当時の僕には「今月を越える」以外の判断基準がありませんでした。

金利のニュースで本当に警戒したほうがいいのは、金利そのものより、そこから始まる金策のほうだと思っています。

通知を見るのが怖い人へ

とはいえ、いま返済しながらこのニュースを見ている人には、たぶん胃の重さがあると思います。

だから、落ち着ける話を書いておきます。

変動金利には、返済額が急に跳ね上がらないようにする仕組みがあると言われています。

金利が変わっても返済額は5年据え置き、見直すときも前の1.25倍までにする、というやつです。

銀行や契約によって扱いは違うそうなので、そこは自分の書類を見るしかありません。

ただ、10月に基準金利が上がった銀行でも、実際の返済額に出てくるのは早くても来年1月からというのが一般的だそうです。

つまり、今日の時点で来月いきなり家計が崩れる話ではないんですよね。

数ヶ月あります。

その数ヶ月で何をするかというと、僕は「数字を見ること」だと思っています。

自分の場合はいくら増えるのか。

増えた分は、どこから出すのか。

出せないなら、借りて埋める以外の道はあるのか。

僕は当時、この確認から逃げていました。

郵便を開けないし、通帳も見ない。

見なければ、その日はまだ大丈夫な気がするからです。

でも実際は、見ないでいる時間のほうがしんどかったです。

はっきりした数字より、分からない不安のほうが重いんですよ。

それと、家のことも書いておきます。

僕は自宅と土地を差押えられて、競売まで行って、そこから買い戻すという経験をしました。

正直に言って、あれがいちばん怖かったです。

ただ、あの日はある朝いきなり来たわけじゃありません。

滞納があって、督促があって、催告があって、それでも動かなかった先にありました。

金利が0.25%上がった、その翌月に家を追い出されるようなことは起きません。

怖がる順番を間違えないでほしいんです。

僕自身は2018年の春にすべての返済を止めて、以来1円も返していません。

任意整理も自己破産もしていなくて、8年目のいまは時効の援用を始めているところです。

時効は最短でも5年で、放っておいて自動で消えるものではないと言われています。

援用して初めて効くものなので、僕も慎重にやっています。

同じことをすすめているわけではありません。

ただ、返済のために借りるのをやめた月から、家の中の空気が変わったのは事実です。

金利は自分では動かせません。

日銀の会合の日程も、銀行の判断も、僕らにはどうしようもないですよね。

でも、足りない分をどう埋めるかは、まだ自分で選べます。

そこだけは、返済額が変わる前に決めておいてください。

質問や相談があれば、お問い合わせフォームからどうぞ。

それでは、また。

コタロー

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この記事を書いた人

4000万円の借金を滞納しつつ生きてる中年リーマンです。任意整理や自己破産してません。住宅ローン払えなくなり家が差し押さえられましたが、今も変わらず住んでます。車も乗ってる、クレカも持ってる、生命保険もかけてる、会社で働いて給料ももらってる。他の人とは違う方法で借金解決を目指してます。

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