こんにちは、借金小僧改めコタローです。
数年前、同じように借金で悩んでいる方の参考になればと、このブログで借金4000万円滞納の経験談を発信していました。
が、トラブルでサイトのデータがすべて消えてしまったのです。
残念ながら、過去にアップした記事もすべて消滅。
また一からやり直しになってしまいました。
もうやめてしまおうかと思ったのですが、ブログ更新中にいろいろとお問い合わせやご相談もあったりしたことから、少しでも誰かの役に立つのならばと、もう一度やることに決めました。
これを期に、名前も借金小僧からコタローに変えました。
ということで、心機一転、またよろしくお願いします。
コタロープロフィール
僕は今、4000万円の借金があります。
なぜ、そんな借金を背負ってしまったのか。それは、事業に失敗したからです。
約10年前に脱サラし個人で商売をしていましたが、資金繰りに行き詰まり、約4000万円の借金を背負って廃業しました。
後ほど詳しくお話ししますが、とある理由により任意整理も自己破産もしていません。
廃業後、なんとか再就職はできましたが、こともあろうに非正規の契約社員….。
いかんせん給料が安いため毎月カツカツの生活で、返済する余裕はまったくありません。
借金が返せなくなってから、いろいろなことがありました。
債権者からの取り立てはもちろん、自宅が競売にかけられたり、動産を差し押さえられたり。
継続的に、債権回収会社(サービサー)や弁護士から取り立てを受けたりもしています。
でも、お金が返せなくなる前と同じように、自分の建てた家に住み、車を運転して仕事に行き、クレジットカードを使って買い物をし、生命保険もかけることができています。
このブログは、借金への啓発とともに、僕と同じように借金で悩み苦しむ人たちの参考や励みになれば、という趣旨のもと立ち上げました。
専門家にアドバイスいただきながら実践している経験談をメインに発信しています。
なにかのお役に立てれば幸いです。
債務の内訳
債務の内訳をざっくりと。
消費者金融やカード会社は参考になると思うので、ブランドや社名を記載します。
銀行や信金は、名前は伏せます。
銀行・信金系
総額:3200万円
- A銀行:2500万円
- 住宅ローン:1500万円
- 保証協会、プロパー:1000万円
- B銀行:400万円
- 信用金庫:300万円
信販・消費者金融・カード会社
総額:800万円
- オリックスクレジット:200万円
- オリコ:160万円
- 三菱UFJニコス:200万円
- セゾン:200万円
- DCカード:15万円
- トヨタファイナンス:1万円 ※完済
- JCB:15万円
- YJカード:20万円
- イオンクレジット:6万円
銀行や貸金業者からの借り入れは、総額約4000万円です。
消費者金融やカード会社の合計は800万円を超えていますが、分かりやすくするためにざっくり800万円としています。
これらの借り入れについては、今現在も毎日利息が発生しているものがあり、損害遅延金も発生しているため、実質の債務額はさらに増えているという感じです。
どれくらい増えているのかは、もはや不明です。
親類関係にも500万円ほど借りていますが、合算はしていません。
借金備忘録の運営方針
このブログは、
「”借金が返済できなくなるとどうなるか”の真実や裏側を、債権者ごとに時系列で更新し、借金の時効までの過程を実況中継でお伝えしていく」
という趣旨のもと、借金が返済できなくなってから僕の身に起こった出来事を、包み隠さずすべて公開しています。
僕が実際に経験した情報を公開することで、同じように借金で悩んでいる人がなにか参考になることがあるかもしれないと思ったからです。
債務整理や民事再生、自己破産はしていません。
なので、銀行や貸金業者、債権回収業者からの取り立てや裁判は今も続いています。
借金を返せなくなってから、借金についての裏側がいろいろと明らかになってきました。
借金の真実。
それは、僕も含め、世の中のほとんどの人が持っているイメージとはまるで違うものだったのです。
これは、実際に経験した人間でなければ絶対にわかりません。
今回、借金が返せなくなったことをきっかけに、いろいろな本を読んでお金や借金についての勉強をしたり、専門家の指導を受けたりしました。
真実を知れば知るほど、法律に触れれば触れるほど、いかに僕たちは債権者に都合のいいように操られているのかということが理解できました。
そのような、借金返済挫折者の経験者しか分からない借金の裏側や真実を、これからどんどんシェアしていこうと考えています。
なお、僕は借金は返せませんが、法律違反などの犯罪行為は何一つしていません。
そもそも、そのようなことをしていたら、こんなブログも書けませんので。
なので、このブログに書く内容も、常識はずれのことはあれど違法なものは一切ないです。
普通の感覚の人が読んだら、受け入れられないようなこともあるかもしれません。
ですが、これがお金に困り窮地に追い込まれた人間のリアルです。
きれいごとなんて言ってられない、それが本音。
僕はこれからも、自分や家族の生活を守るために、なりふり構わずやっていきます。
この価値観にご賛同いただける方のみ、読んでもらえればOKです。
このブログの記事をすべて読み終えるころには、あなたが借金に対して持っているイメージや思い込みは崩れ去ってしまっていることでしょう。
借金地獄のあなたへ伝えたいこと
このブログを読んでくれているということは、あなたも僕と同じように借金地獄で苦しんでいるのだと思います。
もし、借金が返せなくて漠然とした不安や恐怖に襲われているなら、まずはこのブログの記事をすべて読んでみてください。
おそらく、記事を読む前とあとでは、借金に対する印象が少なからず変わるのではないかと思います。
そして、今あなたが恐れていることの大半は起こらない、ということもお分かりいただけるはずです。
僕は、借金を返せなくなってから借金についていろいろと勉強しました。
そこで分かったのは、僕たちのようなお金を借りる側は、お金を貸す側の都合のいいように洗脳されている、ということです。
借りたカネは、命に代えても返さなければならない。
カネは命より重い。
TVやマンガなどでよく見る描写ですが、こんな理屈は実際にはあり得ません。
契約書にも法律にも、そんなことは一言も書かれていないのです。
でも、そんな風に思い込んでいる人の、なんと多いことか。
かくいう僕も、ついこの間まで本気でそう信じていたわけなのですが…。
日本は自殺者の多い国であることは、あなたもご存じだと思います。
そして、その自殺者のうちの大半はお金の問題が原因で自らの命を絶っているという現実があるのです。
銀行や金融会社は、ビジネスでお金を貸しています。
お金を貸して、その利息で儲けるというのが貸金業のビジネスモデルです。
ゆえに、貸す前にはしっかり審査をしますし、貸せば儲かると判断した場合のみお金を貸します。
決して感情でお金を貸しているわけではない。
借りた方だけでなく、貸した方にも責任があるのです。
なので、こちらも契約書と法律に基づいてビジネスライクに対応すればいい、ということ。
まあ、貸し手は感情を揺さぶって返済を迫ってきますけどね。
そんなの、華麗にスルーすればいい。
重要なのは自分の生活、自分の命。
命を失ってしまったら返すものも返せません。
借金のカタに命を差し出すなんて愚の骨頂です。
命より重いお金などないのです。
とはいえ、僕は借りたお金を返さないことをすすめているわけではありません。
もちろん、借りたお金を返すのが理想ではありますし、本来はそうあるべきだとは思います。
返せるなら返すに越したことはないです。
僕だって、返せるもんなら返したかった。
ちゃんと返せていたら、こんなことにならずに済んだんですから。
でも、悲しいかなどう転んでも返せないという状況になり、そして返済を断念せざるを得なくなってしまったのです。
最初にお金を借りたときは、まさか返せなくなるなんて思ってもいなかったのに…。
お金なんか借りなきゃよかった
僕は、今さらながらに思います。
お金なんか、借りなきゃよかったって。
本当に世間知らずだったんです。
銀行におだてられ、言われるがままお金を借りてしまった。
そして、そこから人生の歯車が少しずつ狂い始めていったのです。
もちろん、借りてしまったのは、まぎれもなく僕の責任なのですが。
また、世の中には借金をすすめる人がいますが、僕は借金しないに越したことはないと思っています。
借金はガンみたいなもので、気付かないうちにじわじわと病が進行していくのです。
そのうちお金を借りることに何の抵抗もなくなり、雪だるま式に借金が増えていきます。
そして、徐々に返済が苦しくなり、借金を返すために借金を重ね、気付いたころにはすでにもう手遅れ…。
借金するなら入念な準備を
世の中に絶対ということはありません。
どんなに優秀な回収モデルでも、借金が返せなくなるリスクはゼロではない。
今後、もし借金をしなければならなくなることがあるとしたら、しっかりと準備をしたうえで借金をしてください。
僕は、なんの知識も準備もないまま安易かつ無計画に借金をし、そして失敗してしまいました。
もしものときを想定し、必要な対策をしたうえでお金を借りていれば、少なくともこんな状況になることはなかったでしょう。
大切なのは、準備です。
それさえきっちりしておけば、失敗を恐れることなくガンガンチャレンジできます。
そして、もし不測の事態が起こってしまっても、ちゃんと資産を守り、家族や大切な人たちを守ることだってできます。
お金に困っているのに高い費用を払って自己破産をし、身ぐるみはがされることもありません。
弁護士もビジネスです
借金に困ったら弁護士に相談しろと言いますが、弁護士に相談してもお金の儲け方やお金の返し方などを教えてくれるわけではないです。
弁護士の仕事は、法律を使ってクライアントを守ること。
法律の力を使って、クライアントを借金から解放することが仕事です。
なので、まず間違いなく、任意整理や自己破産などの民事・法的手続きをすすめてくるでしょう。
僕の場合もそうでした。
自己破産すれば借金はゼロになります、裁判で訴えられる前に早く手続きをして楽になりましょう、と。
借金には時効があるので、自己破産なんてしなくても時間が解決してくれます、などとは間違っても言いません。
なぜなら、弁護士も商売で仕事をしているからです。
お客が自分で解決できるようなアドバイスをしても、お金にはなりませんからね。
ビジネスである以上、利益を出さなければなりません。
なので、もし僕が弁護士なら同じことを言うはずです。
弁護士だけではなく、どのようなビジネスもそうですが、儲けて利益を出さなければビジネスを続けていけないのですから。
これはどうしても仕方のないことです。
ただ、自己破産については、その実行を慎重に検討する必要があります。
弁護士にすすめられたからといって、安易に自己破産をするのは賢い選択とは言えません。
自己破産で借金はなくなるかもしれませんが、一定額の現金を除いて資産もほぼなくなります。
連帯保証人の債務も消えません。
おまけに、官報にも自己破産者として末代まで名前がさらされ続けるんですから、代償はあまりにも大きいと言わざるを得ない。
そもそも、お金がないのに高いお金を払って、あるいは新たな借金をしてまで自己破産をするなんて、ナンセンスだと思いませんか?
一括払いが難しいですか?
でも安心してください、分割払いにも対応していますよ!
みたいに言われると一瞬心が揺らぐかもしれませんが、借金を消すためにまた借金をするなんて、正直何をやっているのかわかりません。
分割払いで自己破産をしたところで、結局借金は残るわけで。
これは、任意整理や民事再生などでも同じことです。
そして、もしまた費用が払えなくなったら、今度は弁護士から取り立てを受ける。
この記事でも紹介していますが、取り立てを代行している弁護士事務所だってありますからね。
助けてくれたと思った弁護士が、今度はあなたの敵になるわけですよ。
こんなことをやっていたら、いつまで経っても借金から解放されませんし、お金も貯まらず生活が豊かになるはずもないのです。
命より重いお金なんてない
繰り返しになりますが、借金が返せなくなったからといって、自己破産しなければならないという法律も契約もありません。
そもそも、僕は自己破産したくてもできなかったのです。
父と嫁が連帯保証人だったうえ、自己破産するお金もなかった。
なので僕は、自己破産をせず法律と契約にのっとって借金を返済していく手段を選んだのです。
ただ、借金には時効がある、返せなければ無理して返す必要はない、返済金額や方法には交渉の余地がある、というようなことを知ってはいても、それを実際にやる人はほとんどいません。
いろいろな理由をつけて、借金を返す方法を探したり、結局は高いお金を払って任意整理や自己破産をしたりします。
みんな怖いんですよね。
借金を返さなければとんでもないことになるんじゃないか、って。
TVやマンガで見たようなことが、本当に起こるんじゃないか、って。
でも、繰り返しになりますが、このブログの記事をじっくり読んでくれたあなたなら納得していただけるはずです。
借金を返さなくても、恐れているようなことはほとんど起こらないということを。
僕たち債務者は、法律によって債権者の不当な取り立てから保護されています。
コワモテのおじさんにすごまれて脅されたり、家の前で怒鳴られたり、玄関に「借金返せ!」みたいな貼り紙をされたり、昼夜問わず電話やFAXが鳴りやまない、みたいなのはただの幻想にすぎません。
だから、安心してください。
借金が返せなくたって、どうってことないのです。
借金の代わりに命を差し出す必要なんてありません。
お金より重い命なんてないのですから。
大丈夫、なんとかなります。
1人で悩まないでください
もし何か不安なことがあれば、1人で悩まず気軽にメッセージを送ってくださいね。
TwitterでDM送っていただいてもOKです。
話を聞いたり、僕の知っている範囲でアドバイスできることもあるかもしれません。
必要なら、僕の恩人の専門家を紹介することもできます。
ぜひ、僕の情報と経験を、あなたの借金問題解決のために有効活用してください。
そして、借金について、お金について、しっかり勉強して正しい知識を身に付けてもらいたいです。
僕は、満足な知識がなかったばかりに、本当に多くのものを失ってしまいました。
もっと早く勉強しておくべきだったと、今さらながら後悔しかありません。
ここまで読んでくれているあなたには、僕と同じような思いは絶対にして欲しくないのです。
このブログに掲載している記事は、借金をする前の自分自身に読ませたいという思いで書きました。
なので、必ずあなたのお役にも立てると確信しています。
ぜひ、僕の経験や情報をフル活用し、借金の不安や悩みとは無縁の、楽しく幸せな人生を実現していただければ幸いです。
人生は1度きり。
自分らしい人生を取り戻せるよう、共に頑張っていきましょう!
なお、僕の借金問題が解決するまで、このブログの更新は続いていきます。
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ありがとうございました。
コタロー