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借金地獄のきっかけ【僕はこうしてハマりました】

コタローです。

僕の実家は、建築の自営業をしていました。

自営業と言っても、父が1人で数人の外注さんを使って細々と営む程度の規模です。

下請け仕事がメインで、基本的には元請けから仕事をもらう受注形式だったので、仕事も金額もすべて元請けのさじ加減ひとつ、という感じでした。

オイシイ仕事は元請けが持っていき、余ったものをうちに回してくるので、手間がかかる割に儲からない仕事ばかりの損な役回り。

とはいえ、文句を言って元請けの機嫌を損ねてしまうと、仕事を回してくれなくなるので、我慢してやるしかありません。

ただ、材料費や人件費の上昇で、手間やロスを減らすなどの企業努力を重ねても、現状の施工単価ではどうやっても合わなくなってきていました。

もともとの施工単価が安く、ギリギリのところでやっていたので、最低でも材料費など固定費の上昇分は考慮してもらわないと、儲けどころか下手をすると赤字になるという状況です。

でも、施工単価が上がる見込みもなく、このままでは、近い将来立ち行かなくなるだろうことが目に見えていました。

将来的な安定を放棄

僕は、大学を卒業してから地元の大手企業に就職しました。

年商が百数十億規模のそこそこ大きな会社で、給料もボーナスも文句ないくらい良かったです。

仕事は大変でしたが、持ち前の負けず嫌いの性格が幸いしw、順調に出世街道を歩んでいました(自分で言うな)。

ただ、家業のことはずっと頭にありましたし、このままサラリーマンを続けていてもいいのか、というような漠然とした迷いがあったのも事実です。

もし、この会社をクビになってしまったら、僕には何も残らない。

そうなると、また就職先を探して一から出直しになってしまいます。

若ければまだ何とでもなりますが、もし再就職も難しいような年齢でリストラなんかされてしまったら、もう目も当てられません。

だったら、家業を継いで手に職を付けておいた方がいいんじゃないか。

何でも言いなりばかりの会社組織で働くのに嫌気がさしていたということもあり、数年勤めた会社を辞め、家業を継ぐという決断をしました。

先ほどもお伝えした通り、肝心の家業の業績は芳しくありませんでしたが、自分が入れば何とかなるという根拠のない自信だけはあったのです。

異業種交流会で運命の出会い

会社を辞め家業に入った僕は、まずは仕事を覚えるためとにかく必死で働きました。

下請けから脱し、直接仕事を受注できるようにするためには、いろいろな資格や許可が必要です。

最短最速で土台をつくるため、仕事以外の時間はすべて勉強にあて、資格試験類は一発クリア。

各種許可の手続きも、現場の合間を縫いながらすべて自分で進めていきました。

そして、ある程度土台が整い仕事ができるようになってきた段階で、仕事を増やすための人脈づくりに着手。

名刺交換会やビジネスセミナー、異業種交流会など、仕事につながる出会いがありそうなところに手当たり次第行きまくりました。

そして、ある異業種交流会で、運命の人物と出会います。

その人物こそ、後のメインバンクとなるA銀行のFさんです。

当時、僕より5歳ほど若かったでしょうか。

さわやかな感じで人当たりも良く、「仕事のデキる若手のホープ」という雰囲気を漂わせていました。

名刺交換をして個人事業主であることを伝えると、一瞬で目の色が変わり、前のめりで事業内容を根掘り葉掘り聞いてきたのです。

それまでいろいろな会や集まりに参加していたとはいえ、ビジネスマンとしてはまだまだヒヨッコだった僕。

あ、今でも全然ヒヨッコですけど…。

熱心に話を聞いてくれる姿勢についつい乗せられ、あれやこれやと気分よくしゃべってしまいました。

そして、自分の思いやこれからの事業計画を伝えたところで、かなりの高評価をいただき、「ぜひお手伝いさせてください」との言葉が。

家業の売り上げは大したものではなかったですが、とはいえお金を借りないと回していけない、というほどでもありませんでした。

なので、それまでお金を借りるというのは考えたこともなかったです。

でも、

銀行マンF
銀行マンF

「これから事業を大きくしていくんでしたら、何かと資金が必要になると思います。取引先が増えると仕入れも増えますし、設備投資も必要になってくると思います。

それに、取引先の入金が遅れたりということもありますから、もしもの場合に備え、資金にはできるだけ余裕を持たせておいた方がいいですよ」

という感じで言われ、

コタロー
コタロー

「まあ、確かにそうだよなー」

って思いました。

お金を借りるほどでもない、かといってそんなに資金繰りに余裕があるわけでもなかったので。

借金地獄への入り口

ちなみに、家業に入ってからは会計や確定申告も私がやるようになっていて、その流れで代表も僕に変わっていました。

私が代表になってからは、すでに4期ほど決算もしていて、どの期も黒字決算だったので、資金を借りようと思えば借りられる状況ではあったんです。

今思えば、このころはお金に関しても何の知識もなかったんですよねぇ…。

で、Fさん。

銀行マンF
銀行マンF

「では、どれくらい融資できるか調べてみますので、小僧さんが事業を継承されてからこれまでの確定申告書を見せていただけますか?」

それを聞いた僕は、

コタロー
コタロー

「まあ、今は必要ないかもしれないけど、いつか必要になるときが来るかもしれないし、それにまだ仕事も不安定だし、なるべくお金はあったほうが安心だよな。
それに、これから事業を大きくしていくなら、早めに銀行と取引して実績をつくっておく方が賢いかも」

そんな考えが頭をよぎりました。

それまでお金を借りるなんて頭にもなかったのに、いざ借りられるかもしれないとなると、どうしても借りたくなる。

その後、銀行から指示のあった確定申告書や事業計画書を提出し、支店長をはじめ幹部クラスとの面談を済ませ、めでたく保証協会付きで300万円の融資が決まりました。

これが、僕が仕事でお金を借りた初めての経験です。

借りる必要なんてなかったけど、銀行に言われるがまま、なんとなく借りてしまった。

資金の使い道や、返済の計画すら立てることなく。

そして、この経験から「お金って意外と簡単に借りられるんだ」ということを学びました。

ちょっとした書類を書いただけで、通帳には300万円。

なんの苦労もせず残高が一気に増えたあの興奮は、今でも鮮明に覚えています。

口座に余剰資金があることの安心感ったら。

「こんなに簡単に借りられるなら、もっと早く借りておけばよかった」と思いました。

まるで、貯金が増えたような感覚です。

でも、実際には貯金などではなく、利息をつけて返していかなければならないお金なんですけどね。

そして、すっかりお金を借りる味を占めてしまった僕は、これをきっかけに「借金地獄」にハマりこんでいくことになるのです。

コタロー

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この記事を書いた人

4000万円の借金を滞納しつつ生きてるアラフォーリーマンです。任意整理や自己破産してません。住宅ローン払えなくなり家が差し押さえられましたが、今も変わらず住んでます。車も乗ってる、クレカも持ってる、生命保険もかけてる、学費も工面できてる。普通じゃない方法で借金解決を目指してます。

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